実験パート6


4月19日

やっと期末のゴタゴタが終わりました。
こんなに長くMSXを離れると、今まで何を考えていたのかすっかり忘れてしまって。

FAT16パッチ、MegaSCSIでの動作は大丈夫そうなので、ATA-IDEの解析を始めました。
と言ってもATA-IDEインターフェイスを持ってないので、IDE199.DAT、IDEPAR.COM、
IDEFDISK.COMを見ているだけです。ATA-IDEのカーネルはDOS2 ver2.20なので、
取り合えずFAT16パッチをver2.20対応にしてみようと思います。
海外のユーザーはver2.20を使っているのでしょうか。

スペイン語が出来る方、SD MESXES #13のIDEの記事を翻訳して下さい。


4月12日

HPの更新も久しぶりです。期末の事務処理で忙しかっただけで、引退したわけでは
ありません。どこかのHPに「MSXがフリー化されたら」って書いてありましたけど、
DOS2のソースを書き替えても良いならやっちゃいますよ。
BB80h-BBFFhのワークエリアは、セクタ番号の保存に3バイト使えるようにして、
改造・・・したいなぁ。

ソース改造出来るように準備しようかな。
その前に解析してきたことを思い出さなくては。

裕之さんがMEGAMUにDOS←→ゲーム機能を付けるようですね。楽しみです。
TRLOADには、DOSから中断したゲームに戻る機能は付けてないので、対抗して付けようかな。


3月27日

0.06aを作ってからFAT16のテストに使っていたHDDとMOが調子悪くなって、動作テストが
できなかったのですが、SCSIケーブルを繋ぎ直したら、HDDもMOも復活しました。
FAT16の破壊力って凄いなと思っていたのに、どうやら違ったようです。ホッとしました。

早速こんな環境で動作テストしました。
A 似非RAMディスク
B HDD(FAT12)
C MO(FAT16)
D HDD(FAT16)
E ZIP(FAT12)

・MM上でディレクトリ付きコピー
	
・MM上でサブディレクトリの削除(MSXで作成したファイル)
	
・MMからCドライブのNSLOAD.COMでDドライブのROMゲームを起動、ゲームの途中経過を
 Dドライブにセーブ、一端DOS2に戻ってからNSGAME.COMでゲームに復帰、適当に遊んだ
 ところでDドライブにセーブしたファイルをロードする。

・CドライブのTRLOAD.COMを使って、ゲームの途中経過をDドライブにセーブする。

上のテストは全て正常、ゲーム中のセーブでも、FAT16ドライブにファイルが作られていました。
このパッチで大丈夫とは思いますが、DOS2カーネル16kを全部解析したわけではないので・・・
正常動作の範囲は私にもわかりません。ひたすらテストするしかないです。
相変わらず危ないので、読み出しだけに使って下さい。


3月22日

ドライブ並べ替えにも対応できてました。テストして下さった方に感謝です。
0.06aはFAT12,16を自動判別します。
ルートディレクトリのセクタ数が32ならFAT16、その他はFAT12と判定されます。
ディスクの容量やフォーマッタによっては、FATの種類を間違えるかも知れません。

Logitecの10GのHDD、調子が悪いです。先日Write protectエラーを連発、その後
MSXからアクセス出来なくなりました。VAIO側からも認識されなくなって、
とうとう外しました。SCSIケーブルが長すぎ?SCSI機器5台を繋いでますからね。

先日、裕之さんのホームページと相互リンクしました。皆さん、行ってみましたか?
凄い物があってビックリしたのでは。MEGAMUの野望が楽しみです。


3月14日

データセグメント内のファイルハンドルのあれ、36hバイトを38hバイトに拡張する話で、
するどい突っ込みをいただきました。

・ハンドル番号0〜4はクローズ出来る。
・その時点で他のファイルをオープンすると、クローズしたハンドルが割り当てられる。
・データセグメント内のFIB?38hバイト(ユーザーRAM内のFIBとはデータの並びが違う)を
 確保するとき、オーバーした分が他のワークを壊すのでは。

予約のハンドル0〜4は36hバイトのままなので、気になっていたのですが、私が心配したのは
もっと単純なことで、デバイスファイルでもFIB+25hがFFFFh以外ならFIB+33hを調べることに
なるのかな。FIB+33hは隣のFIBの頭になってしまう。この程度です。
0〜4をクローズするなんて・・・こうなったら実験するしかないです。

・SHEMを起動、ハンドル4をクローズしてデータセグメント(BBF0h)のアドレスを見ます。
 現在使っているファイルハンドルのセット(80hバイト)のアドレスです。
 リンクアドレス、ハンドル0のFIBアドレス・・・ハンドル4が00,00になっています。

・ディスクのファイルをオープン。ハンドル番号は4でした。
 ↑のようにしてハンドル4のFIBアドレスを見ると、クローズしたデバイスのFIBとは
 違う場所に作られています。しっかり38hバイト。

・ディスクのファイルをクローズしてSHEMを終了、もう一度SHEMを立ち上げてデータセグメントを
 見ると、はじめにクローズしてハンドル4のデバイスが復活していました。

面白いですね。子プロセスの起動で、ファイルハンドルのセットをコピーするとか書いて
ありますけど、これのこと?BBF0hのアドレスからリンクをたどると、コピーが5個ありました。

先日の動作不良報告、今回のFIB拡張問題と、いろいろ指摘して下さったお陰で解析が
はかどりました。思わぬ発見もあったし。データパックを読むより、ファンクションを
SHEMから実行して、データセグメントを見た方がわかりやすいかも知れません。

FIB拡張は大丈夫そうですがドライブ問題が・・・
MegaSCSIのドライブ並べ替えやASSIGNに対応していません。
ASSIGNはわかりました。データセグメントのBA1Ah〜のドライブ番号を入れ替えるのですね。
ドライブ並べ替えに対応するには、MegaSCSI開発支援ルーチンGETDRVを使うとか。
えっ!GETDRVなら使っているけど。どうやら使い方が違っていたようです。
せっかくの支援ルーチンも、意味が分からなくては宝のなんとやらですね。

さて、こうして出来上がったver 0.06a(バージョン番号もいい加減)ですが、
ドライブ並べ替えを使っている方にテストして欲しいです。


3月10日

サブディレクトリが削除できない問題、やっと答えが出ました。
ロングファイルネームの残骸。
ファイルの削除で、あれが残ってしまうのですね。
もしかしてTatsuさんのツールを使えば、あれも削除できる?

ver 0.05cの動作テストをしました。BDOS 43hでファイルを3つオープン、それぞれ読み
出しできました。ファイルは大丈夫なはずですが、Filehandle0〜4のデバイスファイルを
扱うときが・・・


3月7日

ファイルハンドルはデータセグメント内の36hバイトの領域を使います。
FAT16では38hバイトに拡張しているので・・・ どうなるでしょうね。。
私は実用ソフトを作るというタイプではないので、FAT16もマニアックな方向に
進んでいるかも知れません。今は方向を修正してくれる人もいませんし。

パッチをテストするとき、(F2CFh),(F2D0h)のセグメントを他のセグメントにコピーして
F2CFh,F2D0hを書き換え、それからFAT16パッチをあてています。
パッチがうまくいかないときに、リセットしても内容が残っているので、原因を
確かめたいとき便利な技です。カーネルやデータセグメントって簡単にすり替え出来るのですね。


3月6日

FAT16パッチver 0.05cを作りました。変更点は下記の通りです。
1.DOS2ファンクション1Bhの不具合を修正
2.サブディレクトリが削除できない不具合を修正
3.メモリ不足のためLUNAと一緒には使えません

ver 0.05xというのは、FAT12,16を自動判別しますので、FAT16ドライブの登録はしません。
似非RAM以外を全てFAT16ドライブにすることも出来ます。
ドライブ登録型のver 0.04xは、MegaSCSIのドライブ登録テーブルを保存するため
追加ルーチン(セクタ番号のbit16-23を保存する)を置くスペースがありません。
あまり使わないファンクションを削るか、登録型をやめてしまうか考えています。

両者の違いって、ドライブ登録テーブルを戻すか書き換えたままにするか、それだけです。
初心者はこのパッチを使わないと思うので、テーブルを戻さなくても良いですよね。

メモリ不足でLUNAを切りました。
CDエクステンションと一緒に使えますから、CDからHDDへのファイルのコピーが
出来ます。でも書き込みでの動作は保証されません。覚悟を決めてからどうぞ。
内部で変なことをしています。
ファイルハンドルを通常のスペース+2で確保します。こんなことをしても良い?
A to CさんのZT.COMはBDOS 43h,4Ah,48h,45h使いまくりですが、ZTで普通にファイルが
読めていたので大丈夫かな。もう少しテストしてから公開します。


3月1日

FIBがやっとわかりました。ファンクション40hでファイルを探し、FIBのポインタを
DEレジスタに設定して、ファンクション43hでファイルをオープンしました。
FIBの0〜1Dhはファイルハンドルと同じです。FIBの2Bh〜36hにはデータセグメント
BBDEh〜BBE9hのデータが入っていました。

何の話だっけ。BBE2h-3hのディレクトリのセクタ番号でしたね。bit16-23をどこに保存するか。
FIBに情報が入るのはファンクション40h,41h,42hなので、解析してみます。
出口が見えたかも知れない。


2月29日

FIBがわからない。DOS2ファンクションでファイルをアクセスするとき、DEレジスタには
ドライブ・パス・ファイル名の文字列、またはFIBのポインタを設定しますよね。
FIBのとき、FIB+2Bhから12バイトをデータセグメントのBBDEh〜BBE9hに転送しています。
BBDEh〜ってディレクトリのクラスタ番号とか、そのファイルのディレクトリが何番目に
あるかとか。FIBにそんな情報をセットして、ファイルハンドルをオープンするの?

ファイルの検索でFIBが満たされると書いてあるけど、そのときにFIB+2Bh以降に
ディレクトリ情報が入る? そのFIBを使ってファイルハンドルをオープンするのかな。
ファンクション40h,41h,42hあたりを解析すればわかるかも知れませんね。
満たされたFIBを見たことがないので。


2月28日

DOS2データセグメントの解析を修正しました。
時間がたつと忘れてしまうので。


2月27日

動作報告のおかげでDOS2解析がはかどっています。
MSX起動時、DOS2ワークバンク(F2CFhのセグメント)をどのように設定するのか
やっとわかりました。DPB+1Eh,1Fhの初期値だってここを書き替えれば簡単。
もう解析しながら、あちこち書き替えたくなっちゃって・・・

データパックを見ていたら(最近は字を見ているだけで読んでいないのです)
いろいろ勘違いしていることに気付きました。
DOS2がワークに使っているセグメントの正式名称は、データセグメントですね。
私がデータセグメントにあるFIBと言っていたのは、ファイルハンドルでした。
FIBはユーザーメモリに作るのですね。

DOS2はデータセグメントにディスクバッファ、ファイルハンドル、環境変数、
ディスク情報(DPBみたいな物)等のメモリを確保しますが、その方法が凄いです。
大きさを簡単に変更できるようにしてあります。ディスクバッファのセクタ番号を
3バイトにしたければ、20Chバイトを確保すればいいし、ファイルハンドルが
1バイト足りないなら37hバイト確保すればいいのです。

DOS2のソースを書き替えた方が良いのかも知れませんが、私はパッチワーカーなので
あくまでもパッチでいきます。


2月26日

FIBの大きさを変える方法がわかりました。
FIBを2バイト大きくしてファイルを3つオープン、それぞれ読み出してみましたが
正常です。単にFIBの大きさを変えただけなので、DOS2の動作には影響ないのでしょう。
この技を使えばFIB内のディレクトリのセクタ番号を24ビットで保存できますから、
ファイルをいくつオープンしても大丈夫です。

DOS2ワークの方は2ヶ所だけなので、なんとかなるでしょう。
やってることがだんだん海賊版DOS2作りになっているかも。


2月25日

サブディレクトリの削除問題、謎のままです。
MMのtreeでエラーにならないMOで試したら、サブディレクトリ上のディレクトリも
削除できます。もしかしたらセクタ番号のbit16-23が原因かな。

DOS2ワークのBBE2h-BBE3hとFIB+22h,23hはディレクトリのセクタ番号が入ります。
BBE2h-BBE3hの方はbit16-23を保存していますが、FIBは・・・
さらにBBDEh-BBE9hのデータをBBD2h-BBDDhに転送していたり。
BUFFERには1バイトの空きがあったのでなんとかなりましたが、ワークとFIBは
どうしよう。一度にオープンできるファイルの数は?

なんかDOSを作った方が早そう。


2月24日

ファンクション1Bhの不具合は直りましたが、FAT16の不審な動作を見つけてしまいました。
サブディレクトリに作ったサブディレクトリが削除できません。
Directory not emptyのエラーになります。..が削除できないから?


2月23日

動作不良の原因がわかりました。
あまりにも単純なミスで、被害にあった方には申し訳ないです。

dirコマンドを高速化するため、ファンクション1Bhでは別にバッファを取って
未使用クラスタ数を調べています。FATの読み込みにMegaSCSIファンクションを
使いますが、このときにIYレジスタの保存を忘れていました。
1BhルーチンではFATの先頭セクタをDOS2のBUFFERに読み込み、メモリに転送しています。
BUFFERに読み込むときIY+22hの値が必要なのです。しかもこの値はかなり重要。
BUFFERのデータをディスクに書き込むときの回数なので、データがFATの時は02h、
ディレクトリやファイル(の半端)の時は01hになります。
昨日のテストでは00hになっていたので・・・256回?

動作テストでHDDのブロック0に何か書いてしまったようで、MSXでもWin95でも
読み出せなくなってしまいました。Win95でフォーマットしたくても未知のドライブと
言われてしまうし、思い切って10GBのHDDをSFORM2でフォーマットしました。
パーティションの数、凄かったですよ。はじめの32MBだけフォーマット出来れば
それで良かったのですが、SFORM2ってMegaSCSIの限界までフォーマットするのね。
SFORM2でフォーマットしたHDDをWin95で再フォーマット。
いざというときはMSXが役に立ちますね。MSX用のFAT16フォーマッタが欲しい。


2月22日

FAT16パッチ使用禁止

FAT16パッチの動作不良報告が入りました。
ファンクション1Bh使用後にファイルを書き込むと、FATの内容がディレクトリに
書き込まれてしまいます。

BUFFERにFATの先頭を読み込むとき、BUFFER+6が02hになりません。
この状態でFATを書き替えると大変なことになります。
何故こんな現象が起こるのか・・・空きFATを数えるためのバッファが原因かも。
原因がはっきりするまで、FAT16パッチは使わないで下さい。

SDスナッチャーなんて解析している場合じゃないですね。


2月5日その2

DOS2乗っ取り、わかりました。DOS2のバージョンは2.2と2.3を区別するだけなので、
GTにSTカーネルを入れたMegaSCSIを差しても、GTカーネルに乗っ取られることはありません。
H.RUNCの意味、やっと分かったような気がします。
新10倍でH.RUNCを使っていたのです。意味が分からなくて、つじかわさんも教えてくれないし、
でも自分で解くほうが楽しいです。だから私も教えない。

早速MegaSCSIにDOS2カートリッジのカーネルをインストール、STのカーネルに負けないように
MegaSCSIのBANK 0を2ヶ所書き替えました。インストール前に書き替えると、MGINSTが
tRと間違えます。MGINSTはあれを読んでいたのか。
STをリセットしてSHEMでF348hを見ると、DOS2カートリッジが見事に乗っ取りました。
なんか遅いと思ったらZ80のままでした。
BANK 0にCPU切り替えのパッチをあてて、やっぱりZ80でDOS2はつらいかも。

さて、いよいよFAT16パッチですね。早く作ろう。


2月5日

息子がまたパソコンを買うそうです。いつか私の物になるかもと、期待しているのですが。
FAT16のDOS2カートリッジ対応ですが、できればtRで動作テストしたいし、そうすると
DOS2乗っ取り合戦の仕組みを解かなければ無理だし。
素直にサンヨーの2+でテストすれば良いのですけどね、繋ぎ変えるのが面倒。

DOS2カーネルはGT、ST2種類、DOS2カートリッジ、これで全部ですか?
海外ではDOS2カートリッジユーザーが多いのでしょうか。
フォーマットは・・・どうしよう。
今のところMac、MS-DOS6以前、Win3.1等でフォーマットされたメディアの対応は考えていません。

というわけで、しばらくはDOS2乗っ取り解析をします。(また4年くらいかかる)


2月1日

FAT16パッチのDOS2カートリッジ対応、本気で考えています。
パッチをあてる部分を調べてみたら、ST-Aタイプとほとんど同じです。
違っている所も分かったので、対応するのは簡単かも知れませんが、MGINST.COMは
DOS2カートリッジに対応している? たぶん大丈夫ですね。

VAXOLというエミュで動かないゲーム、メガROMローダーからイメージファイルを起動
すると実機でもエミュレータでも動きます。16kバンクのメガROMって一番簡単に見えるのに
なぜエミュレータで動かないのでしょう。
切り替えるバンク番号を計算で求めているので、MEGA16では動きません。
エミュで動かない原因とは・・・関係ないですね。


1月30日

FAT16パッチ(ver 0.04f)のバグ報告です。
FAT16ドライブ登録に空きがある状態でパッチを解除すると、MegaSCSIの7FE0h〜に
書かれている MEGASCSI の文字が消えてしまいます。FAT16ドライブを2台登録して
いるとき、/R オプションでドライブを1台切り離した場合、この現象は起こりません。

原因はFAT16ドライブが空いているとき、ver 0.04eまでは 00h にしていたのですが、
ver 0.04f では FFh に変更したのです。それを忘れてMegaSCSIドライブ登録テーブルを
戻していたので・・・ 被害にあった方、ごめんなさい。
MegaSCSIファンクション84h,85hって、テーブル番号は0-7しか使えないと思っていました。
テーブル番号のチェックをしていないので、結構危ないですよ。


1月25日(続き)

DOS2ファンクション11h(ファイルの検索)で、FCB(25hバイト)とDTA(21hバイト)の
アドレスが重なると、ファイルが見つかってもディレクトリが取得できないと聞きました。
そういう話を聞くと調べたくなりますね。

で、わかりました。確かにカーネル内のルーチンではDTAにディレクトリを転送しています。
でもファンクションから戻るときに、ページ3のワークに転送してあったFCBのデータを
元のアドレスに戻すので、上書きされてしまうのです。
FCBとDTAは重ならないように設定すべきですね。


1月25日

FAT16パッチ、HDD以外のメディアは論理ブロック数をFFFFFFhに変更しました。
ver 0.04xはFAT16ドライブ登録版、ver 0.05xはFAT自動判別版です。

他機種でフォーマットしたFAT12メディアは、ver 0.04xなら読めるかも知れません。
あくまでも想像です。

エミュレータで起動しないVAXOLというゲームを解析しています。
16kバンクなのでMikasenさんのmega16.comで試したのですが、やっぱり駄目です。
RuMSXで起動すると、ページ違反がどうのこうのって、なんか危ないことをして
いるようです、このゲーム。
似非RAMなら正常なので、ファイルが壊れているわけではないし。
プロテクトだったら面白いな。


1月22日

HDDのフォーマットが・・・・やっぱり分からないです。
今までLogitecのディスクフォーマッタを使ってテストしていましたが、Logitecの
SCSIフォーマッタというものを使ってみました。するとフォーマットが全く違ってし
まうのです。前者は39MB〜2047MBがFAT16システム、後者は7MBのパーティションでも
FAT16フォーマットです。
ブロック0の扱いも違っているようで、パーティション指定が出来ません。

/Bオプションでパーティションの先頭ブロックを指定すれば良いのですが、
フォーマットする度に、パーティションの先頭を調べてメモするのも面倒です。
なにか良い方法はないでしょうか。
パーティションの先頭を調べるツールを作るとか。
それは「Read capacityってなに?」なんて言ってる人には作れません。

MOの不審な動作について、どなたか分かる方いらっしゃいませんか。
ファンクション27hで200MBのファイルを読もうとしたら、読めなかったのです。
同じファイル、HDDなら読めます。速度の問題?

FAT16パッチ、リムーバブルメディアのときはブロック数をFF FF FFhに設定します。
他に変更するところ、ないでしょうか。


1月18日

DOS2ファンクションでディスクを読み書きする時の流れが、全部見えたことになります。
その道程はDOS1の時より数倍長いです。それでも遅いと感じないのは、R800が速い
からなのでしょう。

SCSI機器をセクタリード/ライトするときは、DOS2ファンクションよりMegaSCSI
ファンクションを使う方が断然速いことになります。
数百メガの巨大なファイル用コピーツールって、MegaSCSIファンクションを使っている?


1月17日

MegaSCSIファンクションのセクタリードで、正常終了の時はB=0で戻らなければ
いけないという話、やっと意味がわかりました。DOS2ならB=リードセクタ数で
戻っても、DOS2カーネルがB=0にしてくれますが、DOS1は駄目なのですね。
DOS2は凄いなぁ。

IDEってどんな仕組みなのでしょう。
SD MESXES #13にレジスタのアドレスとか書いてあるのですが、スペイン語なので
何がなんだかわかりません。

MegaSCSIみたいなブロック管理をしているのなら・・・何とか出来ないかな。
IDEのインターフェイス、買ってしまおうか。


1月15日

仮想FDの仕組みが見えてきたので、ついでにMegaSCSIファンクションも解析して
みましたが、ようやくわかりました。MegaSCSIって良く出来てますね。凄いです。
にがさんにMegaSCSIを作っていただいてからずっと、これが知りたかったのです。
わかるまでに4年もかかってしまいました。

でも、わかってしまうとつまらないですね。早く次の課題を見つけよう。
そうだ、EP.COMにパッチをあてなければ。


1月14日

下の文章を読み直してみたら、書いた本人にも意味がわからない。
ひどい日本語なので修正しました。全然直ってない?
小学校の頃から国語は苦手なのです。


1月12日

スペイン方面のうわさによると、仮想FDでSex Bomb Bunnyを起動するとキーボードが
使えないそうです。早速うわさの真相を確かめてみましょう。
海外物は意外なテクニックを使うので、解析が楽しみです。

と思ったけど結構普通っぽいです。変な所と言えばキーマトリクスの読み出し。
I/Oを使っているだけなら普通ですけど、変わっているのは
in a,(aah)/ and f0h/ or 08h/ out (aah),a をゲームの始めに一度しかしていないこと。
これって a9h を読み出す度にするのでは。キーボードが使えない理由はこれなのです。 

仮想FDのディスク交換キーを、Sex Bomb Bunnyで使っているキーと同じラインのキーに
変更すれば問題は起こりませんが。ゲームってこんな作り方でいいのかな。
BIOSを使わないのなら、もう少し気配りしないとね。

仮想FDで動かないソフトを調べると、ソフト側に問題のあるものばかり。
というわけで、今回も仮想FDは無罪だと思う。


1月9日

FAT自動判別はうまくいきません。
結局ルートディレクトリのセクタ数を使う方法が一番正確なのかな。わからないけど。

7MBのパーティションがどうしてFAT12になってしまうのか、容量によってFAT12に
なったり16になったりするの? フォーマッタがそうなっている?
デジカメに使われるメディアは容量の少ない物が多いから12ビットFATになっている
なんてことない?

7MBのパーティションはFAT16でドライブ登録テーブルのセットをするだけで、MSXで
読み出せます。FAT16パッチをあててしまうと、ルートディレクトリ数の関係でFAT16と
間違えるので駄目ですけど。


1月8日

HDDを7MBでパーティション分割したら、ルートディレクトリは32セクタなのですが、
12ビットFATになってしまいました。 対応できないフォーマットが多いかも知れません。
フォーマットは・・・ 私にはわからない。

FATの判別方法、もっと単純にしてブートセクタに書かれている「FAT16」の文字列を
使ってみようかな。これって必ず書かれる?

息子がSONYのサイバーショットを買いました。
メモリスティックのフォーマットってどうなっているのでしょう。
MSXでは読めない?


1月7日

ブートセクタの中で総セクタ数が書かれている場所、32MBまではFDDと同じように
+13h,14hだったのですね。FAT16の /pオプションは32MBまでのパーティションには
対応していません。
FATの判別に使っている「ルートディレクトリエリア32セクタ」も、怪しいかも知れません。

スマートメディアとかの容量の小さい物、FAT16フォーマットするとブートセクタはどうなる?
5MBのメディアでもルートディレクトリは32セクタなのでしょうか。


1月6日

FAT16パッチはHDD不完全対応、FAT自動判別機能が付きました。
ここまで来たら仮想FDも・・・というわけで、EP.COMにパッチあて。

動作テストはパーティションサイズ2047MBのHDDを使いました。
FAT16のMOからイメージファイルをコピーして、EPパッチバージョンで仮想FDの設定、
SHEMでMEGA-SCSIの拡張ドライブ登録テーブルを見るとちゃんと設定されています。
パッチはうまくいったようです。

ぷよぷよ、PLEASURE HEARTSは正常に動作しましたが、パックマニアは途中から画面が
変になりました。SDスナッチャーはディスクの入れ替えが出来ません。
複数のディスクを設定すると、拡張ドライブ登録テーブルの書き込みがうまくできません。
EP filename.* /b で設定できますよね。
パッチが足りないのかも知れない。



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